平成16年4月1日に 旧磯埼航路標識事務所が当保安部の航行援助センターとして組み入れられ、安全な船舶の航行に寄与する航路標識の維持管理という業務を引き継ぐとともに、新たに沿岸域情報提供システム(MICS)の運用を開始しました。
(平成19年4月1日、「交通課」と名称変更)
1 航路標識の維持管理
所管標識26基(沿岸灯台5基、防波堤灯台17基、導灯1基、指向灯1基、灯浮標2基)及び固定局2基、AIS海岸局1基を10ブロックに区分し、業務用車両及び業務用船により巡回し、各種機器及び施設の保守点検整備を行い、不測の事態に備え24時間灯火の監視体制を行い、航海の安全をサポートしています。
2 沿岸域情報提供システム
プレジャーボート、漁船などの船舶運航者や磯釣り、マリンスポーツなどのマリンレジャー愛好家の方々などに対して、全国の海上保安部等からリアルタイムに「海の安全に関する情報」を提供する「沿岸域情報提供システム(MICS)」を、運用しています。
なお、
塩屋埼灯台、磯埼灯台、鹿島信号所、犬吠埼灯台及び勝浦灯台付近の気象情報を、テレホンサービスにおいても提供しております。
(電話:029−264−0177)
3 許可標識の監督・指導
当部の管轄区域内には19基(灯台1基、灯浮標17基、シーバース灯1基)の許可標識があり、設置・廃止・現状変更等に関する監督及び指導を行っています。
4 簡易標識の把握・指導
現在約190基の簡易標識が管轄区域内に設置されており、航路標識の巡回時に簡易標識の実態の把握に努めるとともに、指導を行っています。