灯台について
名称 野島埼灯台
所在地

千葉県南房総市白浜町

(野島埼)

位置

北緯 34度54分06秒

東経 139度53分18秒

光り方 単せん白光 毎15秒に2せん光
明るさ 実効光度 73万カンデラ
光の届く距離 17.0海里
明弧

254度から101度まで

※ 80度から101度まで赤光で鬼ヶ瀬及びその付近の岩礁を示す。

等級 2等フレネルレンズ
(2面)
高さ
(地上から構造物の頂点)
28.98m
初点灯 明治2年12月18日

 

1 野島埼灯台の設置    

この灯台は、開国の歴史を飾る慶応2年にアメリカ、イギリス、フランス、オランダの4ヶ国と結んだ「江戸条約」によって、建設を約束された灯台の1つです。野島埼は東京湾に出港する船舶にとって、江戸時代から大切なポイントとして重要視されてきました。 開国に際し、洋式の灯台を建設することに当たり、明治2年1月1日に、1番最初に点灯した対岸の観音崎灯台に呼応して、明治2年1月10日に木造四角櫓型の仮灯台を点灯し、2月14日本灯台の工事にかかり、12月18日に完成しました。当時の灯台は、白色八角形のレンガ造りで、基礎から灯火まで30メートル、フランス製の第一等フレネルレンズと石油灯器の6,500燭光でした。 残念ながら、関東大震災の時に、地上6メートルで折損、大音響と共に倒壊してしまいました。現在の鉄筋コンクリートの灯台は、その時の復旧工事によるものです。その後、電化され現在73万燭光の光りを放ち、光達距離は17海里となっています。

2 灯台へのアクセス(詳しくは、関係機関へ問い合わせてください。)

 電車
  JR内房線館山駅下車
  JR内房線千倉駅下車

 バス
  館山駅⇒35分⇒野島埼灯台口
  館山駅⇒60分⇒野島埼灯台
  千倉駅⇒30分⇒野島埼灯台口

 観光バス
  館山駅発・・・・・・・灯台・・・・・安房鴨川駅
  館山駅発・・・・・・・灯台・・・・・館山駅
  安房鴨川駅発・・・灯台・・・・・館山駅
 

 

のじまさきとうだい