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閃光レンズと
不動レンズ
灯台のレンズには、フレネル式レンズの原理を取り入れた閃光レンズと不動レンズの2種類があります。閃光レンズは、ランプを点灯させたままで、レンズ自体を一定速度で回転させ、レンズの中心が向いた方向に強い光(閃光)を出すものです。
不動レンズは回転しないで、ランプを点けたり消したりして閃光などを作り、全水平方向に光を出します。 |
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5等2連閃光レンズ |
5等不動レンズ |
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大型フレネルレンズと
水銀槽式回転装置 |
大型灯台では、光を遠くまで届けるために大型のフレネルレンズを使用しています。屈折レンズと反射レンズを組み合わせたレンズは直径が1m以上になるものもあります。灯台で使用しているレンズには、レンズの焦点距離(レンズの直径の半分の長さ)により、一番大きい1等から順に6等まであり、それ以下を無等と呼んでいます。大型レンズは重いので水銀槽内に水銀を溜め、その上部にレンズを浮かせた状態にし、その状態で回転させると、抵抗も少なく滑らかに回ります。以前はこのレンズ台を人の力で巻き上げた分銅を落下させることで回転させていましたが、現在では省電力電動機により回転させています。
鮫角灯台の展示室に展示している水銀槽式回転装置は平成9年(1997年)まで鮫角灯台で使用されていたものです。 |
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