幼いころから海を守り、海上の犯罪捜査、人命救助ができる海上保安官にあこがれ、目指しました。
私が勤務している巡視艇では、海上における様々な事件・事故に対応することができます。
時化(しけ)の中での事案対応など大変なこともありますが、任務を完遂できたときの達成感は、何ものにも代え難いものがあります。
船に興味のある方、人助けを仕事にしたい方は、ぜひ希望してみてください。
私のように船艇勤務のほか、管理課、警備救難課、交通課と陸上で勤務し、様々な業務ができるので、船に弱い方でも大丈夫です!
私は巡視艇乗組員として、巡視艇の運航、犯罪捜査、海難救助を主に行っています。
巡視艇乗組員は事件事故があれば真っ先に現場臨場し、人名救助、情報収集等行うことが仕事であり、他の仕事では味わえない緊張感や達成感があります。
少数精鋭で業務も多岐にわたる当庁ですが、、頼りになる上司や先輩ばかりなので臆することなく当庁受験を考えてみて下さい。
このHPを見ているあなたと一緒に働けることを楽しみにしています。
私は入庁後、十数年間は西日本で警備救難業務に従事し、数年前に地元青森での勤務となりました。現在は、2児の母として、交通課で海難防止指導などの海の安全を守る業務を担当しています。
私はこれまで、巡視艇や陸上での警備救難業務、犯罪取り締まり(中国語の国際捜査官としての経験も!)、そして、漁業者やマリンレジャーをしている方々に対する海上安全啓発業務など、様々な分野の仕事を経験してきました。このように多種多様な業務を経験できることは、他にはない海上保安庁の魅力だと思います。
近年は女性海上保安官も増えてきており、子供がいても働きやすい職場となっています。
女性だからこそ活躍できる場もありますので、是非一緒に海の安全を守りませんか。あなたの輝く未来はここ!海上保安庁にあります!!
私が海上保安官になる前、海上保安官は船で仕事をしていて、海猿と呼ばれる潜水士が海で人を救助するということしか知りませんでした。
私が現在勤務している警備救難課では、事件、事故の対応や巡視船・航空機と連携して負傷者などの救助を行っています。
この他にも海難防止指導などを行う交通課、広報対応などを行う管理課など、ここでは紹介しきれないほど様々な業務を行っています。
人を助けたい、海が好きなど理由は様々あると思いますが、海上保安官になりたいという気持ちだけで十分です、一緒に働いてみませんか?
このHPをご覧になっている皆さんは、少なからず海上保安庁という組織を見聞きしたことがあるのではないかな?と思います。
青森県には海上保安部が青森市と八戸市の2か所にあり、それぞれ青森海上保安部、八戸海上保安部と言います。
私たちの身分は、国家公務員である海上保安官ということになりますが、実は青森海上保安部の職員55名のうち17名(約3割)は地元である青森県出身者で、北東北(青森、秋田、岩手)出身者は30/55名で約55%、東北6県出身者は37/55名で約67%となり、5人に3人は東北出身者で占めています。
かく言う私も青森県出身者ですが、勤務した土地は南は南国沖縄石垣島から北は流氷の押し寄せる北海道紋別市まで勤務しましたし、勤務場所も海上での乗船勤務はもちろんですが、その他に陸上のデスクワークとして航空基地での勤務、霞が関(東京)第二管区海上保安本部(塩釜市)、保安部に試験保安試験研究センター(立川市)と多種多様な土地や場所で勤務し、普通の職業では経験できない貴重な経験を積ませてもらいました。
このとおり、転勤の形態(勤務地)は、さすがに地方公務員と同じとはいきませんので、当然、県内に収まらず、県を跨いだ転勤も多々ありますが、長い人生の中で様々な土地を踏んで自分の見識を広めつつ、地元で勤務することも出来る、というのはなかなか魅力的ではないでしょうか。
海上保安官という響き、職業は、普段の生活では聞きなれない職業でしょうし、主に船、海上が仕事のステージとなるので、テレビや新聞でもなかなか目にしにくく、最近でこそ、尖閣諸島や無人航空機の活用、木造船の漂着ニュースなどで耳にすることもあるかもしれませんが、一般的な知名度は警察官や消防士に比べるとまだまだですので、これからも広く皆さんに知ってもらえるように青森海上保安部職員一同頑張っていきたいと思います。
最後に、このHPを見ていただけた、中学生、高校生の皆さん。皆さんの将来就職する職業の一端に、海上保安庁という選択肢も加えてみてはいかがでしょうか。