| １０月３０日（日）、増毛灯台にて灯台一般公開を実施しました。 灯台一般公開は、１１月１日の「灯台記念日」に合わせ、灯台の仕組みや役割、海上保安庁の業務について多くの方に興味を持ってもらおうと毎年企画しています。 例年は、春も増毛町のイベントに併せて一般公開を実施していますが、イベントが今年も中止となったため、今年の一般公開はこの日のみとなります。 前日からの雨模様で開催が危ぶまれていましたが、当日朝には雨が止み晴れ間も見え、気温は１０度前後と肌寒かったものの、晩秋としては比較的恵まれた天候の中、感染予防対策を十分に取り、午前１０時から一般公開が行われました。 増毛灯台は高台にあり、訪れるには長い坂を登らなければならず、来られる方は少ないのではと心配していましたが、当部職員が旧増毛駅付近にて宣伝したのが功を奏し、地元増毛町の方や本州から観光客の方、札幌からツーリングで来られた方など、午後２時の公開終了までに、昨年より多い１３０名の皆様にご来観いただきました。 来観された方々は、灯台内にて写真パネルやLED灯器、３D海図などの展示物を当部職員の説明とともに興味深く観覧し、見晴らしの良い灯台の踊り場では、増毛町の街並みや港の景色をスマートホンに収め、制服試着体験コーナーでは記念撮影をするなどされていました。 来観された方からは「滅多に入ることが出来ない灯台内部を見ることが出来て良かった」「下で教えてもらわなければ行くことが無かったので、得をした」などの声をいただき、楽しまれた様子でした。 今後も航路標識業務や海上保安業務への理解を深めていただくよう、一般公開等を企画してまいります。 |
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