40年の永きにわたり活躍した「巡視船ちとせ」、ご苦労様でした!

 8月28日、朝方の豪雨も心配されましたが時間の経過とともに日差しが差し込む陽気となり、留萌市長、海上保安協会留萌支部長、海上保安友の会留萌支部副会長にご臨席を賜り、巡視船ちとせ(船長:浦崎 弘昭)の解役式が厳かに執り行われました。 
 「PM08巡視船ちとせ」は、昭和58年に2代目「ちとせ」として留萌海上保安部に就役し、以来40年の永きにわたり留萌の海を守り続け、記録が残っている平成14年以降だけでも航続距離22万8600km、多くの海難救助や法令取締り、海難防止等に携わり地元の安全・安心に貢献してきました。他方、体験航海や一般公開など地域との連携も図り、多くの方々から親しみを感じ得た巡視船であったと思うところです。
 2代目「ちとせ」は、この日をもって巡視船の任を解かれることになりましたが、40年の永きの活躍、本当にご苦労様でした。これからは9月20日に就役する3代目「ちとせ」が業務を引継ぎ、留萌の海を守って行きますので安心下さい。
 最後に、40年間海の守護神として働き続けてきた勇姿に労いと感謝を込めて、ご苦労様、そして有難うございました。

 
 留萌部長、ちとせ乗組員等による解役前の記念撮影
 
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