-倒壊した留萌港西防波堤南灯台が新たに設置されました!ー
●設置日 | 令和3年9月27日(月) |
●設置場所 | 留萌港西防波堤南端 |
●倒壊から設置までの概要 | 平成29年12月26日、数日前からの厳しい波浪により高さが16mある留萌港西防波堤南灯台が基礎部分を残し、海底に倒壊しました。 この灯台は昭和50年10月13日に設置運用されてきましたが、留萌沿岸はインドのマドラス、スコットランドのウィックとともに世界3大波濤と言われているほどの厳しい環境下にあり、過去においても築港等には並大抵の努力ではなかったと聞き及んおります。このような場所で約42年間、船舶運航の安全を祈り波浪等に耐え忍び、長い間、本当にご苦労様でした。 海上保安庁では船舶運航の安全を確保するため、倒壊後も仮設の灯台を同付近に設置し、着氷した灯台の氷除去や機器メンテナスなど灯台の灯りを守り続きてきました。 この度、倒壊前と同じ場所に同程度の大きさの新設灯台を無事に設置することができたことは、ひとえに防波堤等の改修、灯台建造及び設置に携わて頂いた関係者に感謝する次第です。 今後においては、灯台を点灯させるための機器等を整備し、10月中旬頃にはすべての作業が終了し、新しい灯台での運用が始まる予定です。 なお、その状況は当部ホームページでお知らせしたいと思っております。 |