2.携帯電話などの連絡手段の確保 |
海上では、携帯電話などの連絡手段を確実に確保しましょう。 |
携帯電話やスマートフォンにはストラップなどをつけて、体から離れないようにするとともに、防水型又は防水パックを使用して、万が一の場合にも使用できる状況にしておきましょう。 |
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防水パックは縦型、2つ折り型の携帯電話 に対応しており、各メーカーからいろいろな種類の防水パックが発売されています。 |
海面に浮いている防水パック入りの携帯電話の状況 |
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救命胴衣、防水パックを使用している場合 |
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携帯電話利用時の注意事項について |
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【海ではなぜ携帯電話を持つのでしょう】 |
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1 万が一のための連絡手段です。 |
携帯電話は、いつでも使用できる重要な連絡手段です。
海中転落など万が一事故に遭ってしまった場合、「助けてほしい」と一分一秒でも早く救助機関などに救助要請しなければなりません。
迅速な救助要請は迅速な救助活動につながり、救助される可能性が高くなります。 |
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※ 北海道内から携帯電話により「118番」通報すると、第一管区海上保安本部(小樽市)に繋がり、同本部から管轄する海上保安部署に救助指示がなされることとなっております。
万が一事故に遭ってしまった場合は「118番」に通報してください。
さらに、GPS機能付の携帯電話をお持ちの方は、GPS測位機能が働くようにしておくと、位置情報が「118番」通報とともに通知されますので、救助要請者の正確な位置特定が短時間に行えるため、より早く救助活動が開始できます。 |
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2 必要な情報を入手するための手段です。 |
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携帯電話は天気予報や天候状況などを手軽に入手できます。
特に、釣りなどに出かける場合は、目的地付近の天候や予報を事前に調べておき、悪天候が予想される場合は無理をしないことが重要です。 |
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海上保安庁では、インターネットや携帯電話により、リアルタムで気象情報が入手できる
「海の安全情報」を運用しておりますので活用してください。
詳しくは、留萌海上保安部ホームページの「海の安全情報」をご覧下さい。 |
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※ 留萌周辺の観測所での、気象情報は「海の安全情報」として1日7回、エフエムもえるからも放送していただいてます。 |
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【携帯電話利用時の注意点】 |
1 海水に浸かってしまうと通話不可能に・・・ |
通常の携帯電話(防水機能なし)は、海中転落などで海水に浸かってしまうと通話不可能になってしまいます。 これでは、せっかく携帯電話を携行していても救助要請できませんので、防水パックを使用するか、防水機能のついた携帯電話を携行するようにしましょう。
また、防水機能付き携帯電話でも、日常生活でのシャワーや雨程度の水がかかる程度の水濡れを想定たものから、水中に落として数分放置しても大丈夫なタイプと、その機種によってそれぞれ防水性能が大きく異なりますので、まずは自分の携帯電話の防水性能を取扱説明書などで確かめ、日常生活での防水を想定しているようなタイプであれば、念のため防水パックを使用するのをお勧めします。 防水パックは釣具店などでも購入できます。
また、スマートフォンなど機器本体にストラップが付いてないものは、海中に落ちた際に体から離れてしまう可能性がありますので、ストラップ付きの防水パックが良いでしょう。
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2 電池パックの性能が落ちてしまいます。 |
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特に冬場の寒い時期は、電池パックの性能が落ちてしまいます。電池パックは常温での使用を想定しておりますので、気温がマイナス付近になると急にその性能が落ちてしまうと言われております。
釣りをする場合などは、いざという時のために、懐に入れて保温するなどしてできるだけ冷やさないで携行するようにしましょう。 |
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3 釣り場に着いたらアンテナの数をチェック! |
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現在は通話可能な範囲が拡充していますが、たとえ通話圏内でも付近の建物や地形によて通話できない場所もあります。
目的地に着いたらまず、アンテナの数をチェックし、通話が可能な場所かどうか確認しましょう。
ちなみに、留萌管内では、岩尾地区から雄冬地区にかけての一部に携帯電話の不感地帯が存在すると言われてますので要注意です。 |
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