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 H30  漂流木造船等発見時の即時通報呼びかけ


〜管内漁業協同組合に対して〜

 平成30年1月10日から2月20日にかけて、小樽海上保安部では、管内の漁業協同組合に対して、それぞれの漁組を管轄する北海道警察各警察署と合同で、漂流木造船等発見時の即時通報呼びかけを実施した。
 北海道沿岸では、平成29年11月に10名乗組みの木造漁船が北海道南部の松前町で発見された他、小樽海上保安部管内でも、平成25年と同28年には積丹町海岸に木造船が漂着していることもあり、各漁業協同組合とも組合長、支所長等の幹部が対応した。
 期間中、管内の北から南に点在する9つの漁業協同組合及び同支所(古宇郡漁業協同組合及び同支所2ヵ所、東しゃこたん漁業協同組合及び同美国支所、石狩湾漁業協同組合、小樽市漁業協同組合、余市郡漁業協同組合、寿都町漁業協同組合)に対し、5つの警察署(札幌方面本部北〔札幌市〕・小樽・岩内・余市警察署、函館方面本部寿都警察署)と合同で実施したもので、漂流、漂着している木造船等を発見した際には不必要に近寄らず、110番、118番への通報を呼びかけるとともに、漁業協同組合建物内への周知ポスター掲示のほか、窓口でのチラシ配布を依頼した。
 ある漁業協同組合幹部は、「うちの前浜には今まで流れ着いたことがないとはいえ、松前町の一件以来、ああいうこともあるのだと思うと心配もある。組合員にもしっかり周知したい。」と語った。      

 チラシを手にして 〔東しゃこたん漁業協同組合美国支所にて〕