ライフジャケットの常時着用!
携帯電話などの連絡手段の確保!
救助要請など海のもしもは118番!
小樽海上保安部では、11月15日(水)午後1時から小樽桜陽高等学校主催の進学相談会に職員3名を派遣し、学生募集活動を実施しました。
この進学相談会は同高等学校が独自に開催しているもので、2年生を対象として道内外の大学や専門学校等約70校が参加するものです。当部も「海上保安大学校・海上保安学校」として1ブースを開設することとし準備を進めていました。そのようなおりに本部人事課からブース用機材の貸出しの案内メールがタイムリーに届きました。これは海上保安大学校同窓会若葉会一管区支部事業として、イベント用に作成された椅子カバーと大きな海保のロゴ入りのタペストリーです。
目立つことが大好きなサブコーディネーターは、すぐさま予約のメールを送り、手配しました。
開催日の前々日に届いたタペストリーは事務室の天井に達するような大きさであり、同校の担当教諭にはこれらの機材を持ち込むことは連絡してあるものの、他のブースの妨害になる等の理由で撤去を指示されるかも知れないと一抹の不安を抱きながら、当日を迎えました。
相談会の会場は同校の体育館で、当部のブースは壁際のバスケットゴールの真下が割り当てられ、壁側にタペストリーを立てられるスペースがありました。
体育館に入ると既に各ブースはパンフレット等の資料を並べる作業が進んでいるなか、大きなダンボールからタペストリー用骨組みの黒い鉄パイプをひっぱり出す怪しい3名、周りからの興味を一手に集めながらの組立作業になりました。
八割がた組み上がったところに、主催者の2年生の担任教諭が近づいてきました。「う〜ん、やっぱり撤去指示かぁ〜」と思ったところ、「すごいですね。後で写真とっていいですか。」と予想外の展開、・・・「画像はインスタに使ってください!」とお答えし、組立作業に力が入ります。
会場を見渡すとこんな大きな広告板を出しているのは当部だけで、完全に「浮い」ているなか、生徒の皆様は珍しさも手伝ってたくさん説明を聞きに来て頂きました。説明を聞きに来てくれた生徒以外にもブースが開くのを待っていたり、希望がまだ定っていない生徒さんに対しても、「海上保安庁にも大学校や学校があるのだ。」というメッセージがこの目立ち過ぎの大型タペストリーのおかげで伝わったことと思います。
大型タペストリー2.4×2.4m | 会場全体の様子(※画像は一部加工しております) |