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小樽海上保安部は10月25日(水)に積丹町在住の著名な俳句講師 成田智世子さんから積丹町長 松井秀紀さんを通じて、俳句を戴きました。
成田さんは、以前、「俳誌さるるん」を主宰されており、現在は、俳人協会北海道支部等の役員や小樽市内の俳句教室で講師もされており、また、積丹町の高齢者施設「ゆうるり」でも俳句を教えられています。
積丹町の神威岬灯台は本年6月1日に「恋する灯台」として、北海道内では湯沸岬灯台(厚岸郡浜中町)に次いで2番目に日本ロマンチスト協会から認定を受けており、これを知って喜ばれた成田さんは、
烏賊火(いかび)燃ゆ恋する灯台わが町に
と詠まれ、他の作品とともに「ゆうるり」内に掲示していました。
この句が、たまたま「ゆうるり」を訪れた松井町長の目にとまり、成田さんは知人でもあったことから、町長は成田さんへ神威岬灯台や念仏トンネルなどの資料を渡したそうです。
成田さんは資料を読み進めるうちに、この灯台に行って見たいと思うようになり、灯台一般公開の9月17日にあわせて灯台を見学しました。
神威岬は駐車場から灯台までアップダウンのある長い尾根道を30分程度歩かなければならないので、89歳のご高齢な成田さんには大変だったことでしょう。
灯台を見て、たくさんの句を読まれた成田さんは、町長の勧めで海上保安部へ句を贈ることにし、町長とともに海上保安部を訪れ、小樽海上保安部長と第一管区海上保安本部交通部長へそれぞれ3句の俳句を手渡されました。
小樽海上保安部では、頂いた俳句の額は、部長室に飾りましたが、今後、灯台一般公開などに併せて、広く皆様にご披露することも検討しています。
成田さんから小樽部長へ | 成田さんから交通部長へ |
俳句の額をいただき記念撮影 |
小樽海上保安部へ | 第一管区海上保安本部交通部へ |