ライフジャケットの常時着用!
携帯電話などの連絡手段の確保!
救助要請など海のもしもは118番!

小樽初、日和山灯台&石狩灯台の同時開催!

 11月1日(日)、小樽海上保安部では、日和山灯台の一般公開&ライトアップ、石狩灯台の講演会&ライトアップを行いました。日和山灯台は昨年末に33年振りの大改修を行い、その新しくなった灯台の内覧会を、このイベントに先立ち、10月29日(木)に小樽市長をはじめ、祝津たなげ会、小樽野鳥の会、海上保安友の会小樽支部、小樽おもてなしボランティアの会、小樽水族館館長など日和山との関係が深い皆さんを招いて実施しました。化粧直しされた灯台もさる事ながら、灯台の展望台から石狩湾や暑寒別岳などの眺望、また敷地内に敷き詰められた彩どりのインターロッキングで表した海保の緊急通報電話番号118に歓喜が溢れるほど、また灯台内部の展示室に飾られた日和山の明治から昭和中期にかけての写真、明治期に使われていたガス灯器など食い入るような目で見学されていました。
 11月1日の一般開放日においても、地元の方から遠くは大阪までの多くの方が参観され、大阪から来られた方は観光で小樽を訪れ、何気なく足を運んだら灯台の一般公開が、併せて職員製作の日和山灯台のオリジナル缶バッチをもらうことができ、「ダブルラッキーとかトリプルラッキーとか」と言って喜ばれていました。また、ライトアップにおいては、真っ暗な日和山に幻想的な灯台が浮かび上がり、灯台の光芒に多くの見学者が酔いしれいていました。
 一方、石狩灯台も日和山灯台と同時刻にライトアップを行い、こちらも真っ暗な石狩ハマナス公園の中に石狩灯台がくっきりと幻想的な姿を醸し出し、日和山灯台同様に多くの見学者がその光芒に酔いしれていました。これと同時に、石狩灯台の初代及び二代目レンズ等が展示されているビィジターセンターでは、交通課長による灯台の歴史や役割等についての講演が行われ、多くの参加者がその説明に耳を傾けていました。
   
 今年はコロナ禍の影響により、小樽海上保安部が管轄する灯台の一般公開は、自粛や中止を強いられましたが、来年以降はコロナ禍が終息し、他の多くのイベントが例年どおり開催されることを願っています。
10月29日 化粧直しされた日和山灯台をバックに記念撮影
 
  【灯台の歴史等を小樽市長に説明する小樽部長】  【インターロッキングで海保の緊急通報電話番号118を表現】
 
【11月1日 日和山灯台一般公開の参観状況】
 
【幻想的な日和山灯台のライトアップ】 
 
11月1日 幻想的な石狩灯台のライトアップ(上)2枚 灯台の歴史等について講演する交通課長(下)】