訓練

高速警備救難艇操船訓練 曳航訓練
巡視船に搭載している高速警備救難艇の操船訓練を実施しています。

高速警備救難艇は、警備業務・救難業務を問わず海上保安業務遂行に活躍しています。普段から操船訓練を行い、操船技術の向上に努めています。
濃霧で視界が悪い気象条件の中、巡視船同士で訓練をしています。

船舶がエンジントラブルなど自力で航行ができなくなった場合に、最寄りの港などへ巡視船が故障した船舶を引っ張ります。
自動車の牽引とは違い、気象・海象などの条件下の中で、安全に故障した船舶を救助しなければなりません。
消火訓練 空気呼吸器取扱訓練
船舶火災に備え、巡視船に搭載している非常用消火ポンプを使い、放水訓練をしています。
非常用消火ポンプの放水は、非常に大きな水圧がかかるので、筒先(ホースの先端に取り付けられている器具)を複数の乗組員で保持しながら行っています。
船舶では、積載している荷物などで有毒ガスが発生する場合などがあります。この様な現場で救助活動を行う際、使用される機材には高圧空気タンクがあって、この取り扱い訓練をしています。
普段から取扱資器材の整備や訓練を行っています。
巡視船と航空機(ヘリコプター)との連携訓練
巡視船に収容した傷病者をヘリコプターと連携して安全に引き渡す訓練です。

傷病者を速やかに病院へ搬送するためには、巡視船と航空機の連携が非常に重要です。